おぎゃ~と産まれて、はや数十年。金銭感覚が狂っているのか、生き方に問題が有るのかは定かでは無いのですが、幼少の頃から母子家庭のせいか、若い時から働き詰めの日々を過ごして参りました。中学生を卒業した当日から、少しでも家計の足しに成るように、また余計な食費等が掛からないようにと住み込み仕事をして来ました。人に金銭を戴くのだから、決して怠けてはいけない!、意見を言って逆らってクビに成ってもいけない!を肝に命じて来ました。日に16時間働き、休暇も月1日の職業、給料も月6万円。
だからなのか、意を決して辞めた20代の時、今までのストレスの関が決壊したように当たり前の社会の常識を知り、今までの私が頑張って来たのは何だったのかを自答自問した時後に、一気にヤケに陥り、飲む打つ買う三昧。クレジットカードから、各種ローンの山。くる日も、くる日も取り立て地獄。身一つで逃げ出して人生やり直そうと、やっと今に至り、落ち着きいたと思っていたら、次から次へと病に蝕まれ働けない身体に。
入退院を繰り返す日々、お金さえ有れば良い治療も受ける事も、人生もやり直せるチャンスが有るかも知れないのに残念です。誰が言ったか、たかだか金、されど金です。お金で人の心は買えない。けれど、人の命は買えるのです。